よくお客様から質問されるカラーの種類とそれぞれの仕組についてです。 にほんブログ村 ブログランキング参加中、是非クリックをお願い致します。 みなさんが一般的に「ヘアダイ」と呼んでいる物が、 酸化染毛剤 医薬部外品の永久染毛剤→酸化染毛剤に分類される物です。 通常の酸化染毛剤は、 1剤・主成分→酸化染料、アルカリ剤 (通常pH9~11のアルカリ性) 2剤{酸化剤を含む}・主成分→過酸化水素水(OX・オキシ)(通常pH3~4の酸性) で構成されます。 商品名は・・・ヘアカラー、ヘアダイ、白髪染め、おしゃれ染め、アルカリカラー、低アルカリカラー、オーガニックカラー、中性カラー、酸性酸化染毛剤などがあります。 Hair CONTRAILで使用している酸化染毛剤は、 アルカリカラーのコレストン、イチゴカラー。 そして、DO-Sカラー です。 どのように髪は染まるか・・・ 酸化染毛剤の染色原理 まず、1剤と2剤を混ぜて薬剤を作ります。 1剤には、2剤に配合されている過酸化水素を活性化する為に、通常にアンモニア水などのアルカリ剤が配合されていて、1剤に配合されたアルカリ剤で活性化された過酸化水素が、毛髪内部のメラニン色素を酸化分解して毛髪を明るくすると共に、毛髪内部に入った酸化染料の反応を促進させ発色させます。 酸化染毛剤を使用した染毛では脱色と染色が同時に行われる事で、髪の明るさ(トーン)と 色味を変化させています。 脱色と染色が同時に行われる・・・ヘアカラーなどとブリーチは違う物と思っている方が多いと思いますが、ヘアカラーなどはブリーチして染料を入れているのです。 ですから、カラーの時に色味が持っている限り、色味を変えたい時以外は、既染毛にダメージを与えないようにリタッチをお薦めしています。 「ホームカラーは、極力しないでください。」とお願いしている理由も、新生毛だけに薬剤を塗布する事がかなり難しいのと、どうしても塗布量のムラや塗布のムラが出来てしまい、そのムラが=ダメージのムラになってしう為です。 次回は・・・ ヘアマニキュア、塩基性染料、HC染料 ヘナ、ハーブカラー などについて書いていきます。