昨日の市販のカラー剤と美容室のカラー剤の違いって?~その1~の続きです。
昨日は、1液の違いを書きましたが、今日は2液の違いです。
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カラーリング剤の2液には、過酸化水素水(オキシ)を使います。(自分は、過水かオキシと呼んでいます。)
これは、市販のカラー剤も美容室のカラー剤も一緒です。
ただ、市販のカラー剤だと一緒についてくる過水は99.9%(…100%と言っても良いと思いますが…)6%の物です。
(6%を超える濃度は”毒物及び劇物取締法”によって劇物に指定されるので日本のカラー剤では使われません。)
美容室で使うカラー剤の2液は、大体
6%、4.5%、3%、2%、1.5%、1%…と髪質やダメージレベル、初めて染める髪なのか、既染毛なのか…
状態によって使い分けます。
根元のリタッチ部分は6%~4.5%、既染部は3%~0.75%みたいな感じです。
そして、過水も残留物質として毛髪内部に残ってしまいます。
酸化剤の過水が毛髪内部に残留すると、
残留過水に紫外線の照射によって、活性酸素のヒドロキシラジカルが生成されます。
酸化力が非常に強いのが特徴です。
そのまま、残留させておくと、褪色やパサつきゴワつきの原因になってしますのです。
ですから、美容室では除去剤や炭酸泉を使い残留物を除去しているのです。
残留物の除去と共に
6月より、DO-Sキレート剤もカラー剤に混ぜているので、
キシみやパサつきゴワつきや、発色を邪魔する金属イオン(銅イオン)を封鎖しています。
ただ、市販のカラー剤と美容室のカラー剤の違いよりも
髪質やダメージレベルに合わせた薬剤選定や薬剤の塗り分け、
新生毛だけに薬剤を塗布するリタッチ、頭皮が弱い方の場合は地肌に付かないように塗布するゼロタッチ(ゼロテク)、
シャンプー前の乳化や
残留物質の除去などホームカラーではセルフで行うのが難しい部分の違いが大きいと思います。
髪の状態によって、
根元アルカリカラーでリタッチ、
他ハナヘナやハーブカラーという事もしています。
ホームカラーでは、「色ムラ」になっている方が多いのですが、
色ムラはダメージのムラでもあります。
スポット的に明るくなってしまったり、横線のように明るくなってしまっている場合は、
普通に染めるだけでは誤魔化せないので、余分なお金もかかってしまうのです。
そして、ホームカラーを繰り返しされていた場合は、
ダメージが大きく、ダメージのムラもあるので、パーマや縮毛矯正(ストパー)もお断りする事が多くなってしまうのです。
ホームカラーは、極力しないで下さい。という理由は、
髪へのダメージを少しでも少なくして欲しいという想いもあります。
長文でしたが、最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
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