市販のカラー剤と美容室のカラー剤の違いについての質問、結構多いんです。
今日は、そのカラー剤の1液についてです。
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市販のカラー剤で、
ツンとした臭いがしない、あまりしないカラー剤
と宣伝しているのが多いと思いますが、
それは、使われているアルカリ剤に違いがあります。
カラー剤やパーマ剤に使われるアルカリ剤は…
★アンモニア
★モノエタノールアミン
★トリエタノールアミン
が大体使われているのですが、
アンモニアは揮発しやすく毛髪内部に残留しにくい。揮発するから臭いが強い。
モノエタノールアミン、トリエタノールアミンは揮発しにくく毛髪内部に残留しやすい。揮発しないから臭いが弱い。
という特徴がそれぞれあります。
(市販でも泡のカラーは、アンモニアを使っている物が多いです。
ただ、泡のカラーは塗布量ムラやリタッチが出来ないからダメージのムラになります…)
小さくて見づらいですが・・・
Hair CONTRAILで使っているカラーのアルカリ剤は、全てアンモニア系の薬剤です。
アンモニアのphは高いですが、揮発して毛髪内部に残留しにくく
アルカリ除去剤や炭酸泉を使用して、施術直後にかなりのレベルまで除去出来ます。
ホームカラー剤で主に使われている
モノエタノールアミンやトリエタノールアミンは、
アンモニアと違いpHが最初は低くツンとした臭いもありません。
しかし…毛髪内部に残留しやすく、除去しにくいのです。
また、「アンモニアと違いpHが最初は低く」
…そうなんです、毛髪内部に残留したアルカリが時間の経過と共にpHが高くなってしまうのです。
アルカリが毛髪内部に長期間残留している=キューティクルは開きっぱなし毛髪を形成している間充物質が流れ出てしまうのです。
なので、市販のカラー剤で染めると
すぐに色が抜けて(褪色が激しい)しまう。
キューティクルが損傷し、また髪内部の間充物質が失われてパサパサ、キシキシ、ゴワゴワになってしまうのです。
明日は、カラー剤の2液について書きます。
最後まで、読んで頂きありがとうございます。
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