Hair CONTRAIL は、千葉県木更津市にあるカット、パーマ、カラーなどを行う美容室です。

カラーリングの種類と仕組~直接染料・・・ヘアマニキュア&カラートリートメントについて

みなさんが一般的に「ヘアマニキュア」「カラートリートメント」と呼んでいる物が、
直接染料
化粧品(染毛料)の半永久染毛剤→酸性染毛料・塩基性カラー・HC染料に分類される物です。

直接染料は、既に発色している染料を使用しています。
簡単に言うと、絵の具みたいな感じで、その染料の色がそのまま髪に付きます。

直接染料は、マイナスの電荷を持つ酸性染料→ヘアマニキュアなど

プラスの電荷を持つ塩基性染料やHC染料→カラートリートメント、塩基性カラーなどがあって、酸性染料が髪のプラスの部分、塩基性染料やHC染料が髪のマイナスの部分に吸着します。

へアマニキュアの酸陸染料は、髪のケラチン蛋白のプラス部分に吸着して発色します。
酸性染料は、分子径が大きいため髪の内部まで浸透せず毛表皮や毛皮質の浅い部分に浸透、染着します。

 

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塩基性染料やHC染料は、分子径が大きく分子構造内にプラスの電荷を持ち、毛髪表面のケラチン蛋白のマイナス部分とイオン結合します。
塩基性染料は、マイナス部分の多いダメージ毛には染料が吸着しやすい為、濃く染まってしまい色ムラになる事があります。
HC染料は、プラスやマイナスの電荷を持っていない為、イオン結合は出来ませんが、分子径が小さいためキューティクルの隙間から毛髪の内部まで浸透することができ、分子間力によって染着します。
どちらの染料も、3週間程度の色持ちですが肌に染まりにくいと言う長所があるので、市販品でカラートリートメントとして販売されています。
ただ・・・アルカリ性~中性の物が多いので、ダメージは0ではありません。

ちなみに、Hair CONTRAILでは滅多に使いませんが、塩基性/HC染料を置いてます。

次回は・・・
ヘナとハーブカラーについて書きます。